鍾馗

須佐之男命が中国の蘇民将来という人に受けた一夜の宿のお礼として、茅の輪を将来の娘につけたところ、後に疫病が流行った時、娘だけが生き残ったという伝説と、中国の玄宗皇帝が病に倒れ、夢を見たところ、人々を悩ますのが好きな小鬼が現れ皇帝の持物を奪おうとした時、夢から覚めた皇帝は急に病が癒えたという伝説が合さって出来ています。小さい疫病の姿を茅の輪で捉えるという意味もあります。いずれにしても無病息災を願う勇壮な神楽です。